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紙の種類【グラシン紙・パラフィン紙】


グラシン紙

「グラシン紙」とは紙の種類の事。

パルプを長時間切りほぐしたり押しつぶしたりしてドロドロにしたあと、

ローラーを使って高圧で平滑にした紙です。 こうすると隙間がなく密度の高い紙が出来上がります。 グラシン紙とはガラス(glassine)のようなという意味です。 すりガラスの様な光沢があります。 あのツルツルは、何回もローラーで圧縮しているから、そのように仕上がるそうです。

【用途】  ・トレーシングペーパー

 ・紙風船

 ・チョコレートのカップ  ・シールの剥離紙  ・ラッピング

 ・食品:蒸し料理

※ワックスなど塗っていないので、熱いものをつつんでも大丈夫です。 ※ただし、ただの紙なのでオーブンや電子レンジには使用できません。 ※蒸し器には使用できます。


【グラシン紙の仲間】  パーチメント紙

 耐水、耐湿性がある紙です。

パラフィン紙

「パラフィン紙」とは、

紙にパラフィンワックスを染み込ませたものです。

パラフィンワックスは蝋(ロウ)とほとんど同じものです。

ワックスを染み込ませることで、耐水、耐油、防湿性をもたせ、紙の強度が増します。 「蝋引き紙」「ワックスペーパー」と書いてあることもあります。これはみんな同じものです。

【用途】

 ・ラッピングペーパー  水や油を弾くので、サンドイッチを包んだり、お弁当の仕切りなどにも使用できます。

※注意

大体60~70℃前後からパラフィンが溶けて紙に染みだします。 そのため電子レンジやオーブンで使用できません。 【パラフィン紙の仲間】

オイルペーパー ワックスではなく油を紙に浸透させて乾燥させたもの。 日本では昔、オイルペーパーが雨傘に利用されていました。 ただ、50℃くらいで油が溶けるので高温のものを包む際はご注意ください。

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